◆2024年度総会と併催講演会など
午前中は岩手公園で研修会をおこないました。
講師を引き受けてくださったのは会員の戸澤武美さん。歴史や植物を交えた盛岡城、岩手公園の解説をしてくださいました。
・盛岡城はかつて3重の堀に囲まれていて、現在の四ツ家町あたりまで城内だった。
・かつて北上川はお城の脇を流れていた。
・お城のあたりの地質は全て花崗岩で、それを切り出して石垣が作られた。
・石垣は初期は乱積み、後期は布積みが多く、一部野面積みもある。その美しさから東北石垣三名城とも呼ばれる。
・家康公から拝領したトラ2匹の話。
・石垣は何度も修復していて、石を割った跡の大きいのは初期で楔はイタヤカエデを使い、後期は鉄の楔を使って小さい跡がついている。
・スモモから生えるイヌザクラ、オオヤマザク、カエデ。ミックスツリーと呼んでいる。
丁度サクラの花は見ごろを迎えていて公園内は観光客で大賑わい、戸澤さんの名調子に足を止めて耳を傾ける方もいました。
日時:2024年4月13日(土)10:00~11:30
参加者:17名
午後は総会をはさんで今年岩手大学に赴任された當山先生からご講演をいただきました。
「他大学の演習林やその教育・体験活動
千葉県の森林インストラクター会について」
日時:2024年4月13日(土)14:30~16:45
場所:アイーナ 802号室
講師:當山 啓介氏(岩手大学農学部准教授)
参加者:30名(会員外3名を含む)
森林や林業に関する質問にお応えいただく時間を多くとっていただきました。